S造とRC造、それぞれの特徴とメリット・デメリットを分かりやすく解説!

RC造は、鉄筋とコンクリートを組み合わせた構造です。
鉄筋は引っ張る力に強く、コンクリートは圧縮する力に強いという、それぞれの長所を活かすことで、高い強度と耐久性を実現しています。

コンクリートは不燃材で、密度の高い構造のため、火災に強く、揺れや音を伝えにくいという特徴があります。
マンションやホテルなどの集合住宅、病院や学校といった公共施設によく採用されます。

デメリットは建築コストが高く、工期が長くなること。
S造に比べて工事が複雑で、それに伴い建築コストも高くなる傾向があります。

一方、S造は、柱や梁などの骨組みに鉄骨を使用する構造です。
使用する鉄骨の厚さによって、「軽量鉄骨造」と「重量鉄骨造」に分けられます。

軽量鉄骨造は主に2~3階建ての戸建住宅やアパートに、重量鉄骨造は柱が太く少ない本数で広い空間を作れるため、マンションやオフィスビル、工場、倉庫などに多く用いられます。

RC造に比べて柱や梁を細くすることができるため、開放的な広い空間や大きな窓を設けやすいという特徴があります。

デメリットとしては、RC造に比べて壁が薄くなる傾向があるため、遮音性が劣ります。
隣の部屋の生活音が気になる場合があります。

弊社では、現場の規模に合わせてそれぞれの方法を採用し施工しています。
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